【ブログ】活字に向き合う

 

 お久しぶりです。
 21世紀プランニングの小川です。
 
 
 先日あった地震では棚が倒れてガラスが割れるなどの被害を受けましたが、誰一人ケガすることもなく、社員一同無事に乗り切ることが出来ました。
 数日間、エレベーターが停止してしまいビルの5階にある弊社まで昇るのが大変だったという事故も発生しましたが、おかげで痩せた気がします
 
 ……さて、ブログ記事では主に弊社業務に関わる記事を載せて参りましたが、今回は趣向を変えてみようと思います。
 
 
 私、小川が中学校の頃、朝会の始まる前に15分程『読書タイム』という、学校図書又は自ら持ち込んだ本(漫画を除く)の読書に勤しむという時間がありました。
 
 
 子供の頃に読んだ本は意外にも記憶に残っているもので、今思い出してみても、かなりの数を読んだなと自身で感心してしまいます。
 
 あの頃は、今なお映像化され続ける名作が誕生した時期ではないでしょうか。

 ハリーポッターを始めとして、ロードオブザリングダレンシャンといった児童向けファンタジー文学や、パソコンや携帯電話が一般的に普及し始めた頃において、ブラウザで読む『携帯小説』の黎明期だったのではないでしょうか。
 
 そんな時代ですが、私にとって特に印象的だったのは以下の作品です。
 
 
 たった一人の生還
 植村直己『冒険』
 深夜特急シリーズ
 などなど。
 
 
 少しだけ紹介すると、
 『たった一人の生還』は、海に投げ出された6人が救命ボートで漂流し27日間サバイバルしたノンフィクションの小説です。
 1日の食糧はビスケット6分の1、水も無い極限状態で、次々と倒れていく仲間たちの中で生き延びた佐野さんが書いた壮絶な記録は、あまりにも衝撃でした。
 
 
 その影響か、次に手を出したのは植村直己さんの『冒険』という登山家の自伝記録です。
 お名前は世界的にも有名だと思いますが、中学生だった自分には馴染みが無く、彼の物語を読むことで『こんな世界もあるんだ』と感嘆したのを覚えています。
 

 また『深夜特急』は、筆者の沢木さんが実際に体験し海外の一人旅を元に描いた、ノンフィクションの物語です(今覚えば学生の頃の自分はノンフィクションばかり読んでいたようです)。
 此方も有名な作品で、刊行後は個人旅行のバイブルとして扱われていたそうです。
 
 
 最近、まん延防止等重点措置が解除されたとはいえ、まだまだおうち時間は解消されそうにありません。
 おうちで出来る娯楽の一つとして、今一度『活字』と向き合ってみるのも如何でしょうか。
 
 新しい発見があるかもしれません!